「...と!結斗!」


「あ、何?」

彼方の声で我にかえった。
「どうした?ぼーっとして。
もう時間だからそろそろ終わりだって。」


「わかった。」


みんな片付けを始めている。

私も片付けよーっと

「あ!結斗は主役だから片付けちゃだめ!」

「そうだよ。部屋戻ってていいから。」

陸と彼方に止められた。


「わりぃな。じゃあ部屋戻ってるわ。」

私は三階へ上がった。


.