「いい人だね、幸村」 「だろ?いいやつだよ」 4人分のコーヒーを持って 屋上へ続く階段を上る 「なんだか不思議。まだ会ったばかりなのに、前から知ってるみたい」 「馴染みやすいよな。俺も最初思ってた」 「最初見たときは、びっくりしちゃった。茶髪の人と金髪の人がいるんだもの」 「ははっ、人は見かけじゃないって。俺、幸村からよく幼いって言われるし」 「それわかるかも!」 「うっせ!」