幸村と自転車で向かう 海沿いの道を自転車で走ると 雨の空気と潮の香りに包まれて すごく気持ちがよかった 幸村の後をついていく 後ろから見ると 幸村は自転車が似合わないなって思って、少し笑えた 「なぁ、幸村!バイク持ってないのか?」 少し前にいる幸村に叫ぶ 「持ってるぜ?今日は自転車な気分なんだよ」 「なんだよそれ!」 今日は何度笑ったんだろう 風斗も幸村も大声で笑った