「その前に、倉本紗雪を知っていますか?」




みんながピクッと反応した。




「何で!?」



「梓紗が!?」



「知ってるんだ!?」



ちっ、3馬鹿トリオめ・・・。






「あたしが紗雪の生まれ変わりだからです。」





「えっ!?」


「はっ!?」


「うそっ!?」


「本当か・・・?水梨」


「真か!水梨君」




みんなが聞く中、沖田さんはやっぱり・・、と


口の中でつぶやいた。





「本当です。だってあたしは紗雪にそう言われたし、紗雪がここに連れてきたからです。まぁ、紗雪の一族の子孫に当たりますからね」





「・・・・・・」