学校だけでなく、それは家でも同じでした。
『あんたのせいで!!』
『生まれてこなければよかった!』
そうやって、虐待されていました。
そんなことが続き2年後の小5の秋、
『警察です』
そう言った人たちに両親は連行されそうになった。
それを見た両親の顔は、憎しみに歪んだ顔でした。
通報してくれたのは、あたしの祖父にあたる人でした。
けれど、必死に否定して逃れたんです。
けれど、その時怒りが爆発したらしく力を使ったらしいんです。
記憶は曖昧ですけど・・・。
因みにその力は『破滅の歌』の方です。
その後、
じっさまはあたしを引き取り、育ててくれました。
剣道や合気道も教えてくれました。
けれど、じっさまは知らなかったんです。
あたしの能力を。