岬さんから電話が来た
番号教えてないのにね……

『今日は祐の為に誕生日ケーキくれたんだって?あいつ嬉しそうで…ありがとさん!』

少し嫌み混じりに聞こえた…

私『誕生日って誰に祝ってもらっても嬉しいじゃん!特別とかじゃないから誤解しないで…』


岬『ふぅ〜〜〜〜ん!
あ〜〜〜なんかイライラする!藍菜と付き合ってる訳じゃないけど…祐にイライラする!ゴメン!頭冷やす!とにかくありがとさん』
この時は岬=太客=金
としか見てなかった…

別にお金が無かった訳じゃない…
ただNo.1で居たかったから岬さんを離す訳にはいかないと必死だった…


全て作戦だったのにも気付かないまま…