そのキャバクラは歌舞伎町でも知れた落ちぶれたキャバクラだった…
別名『動物園』

ブス・デブしか居ない私服のキャバクラ…
No.1は36歳のおばさん…
色気もなく12年も居るお局様

当然金持ちは来なくシャンパンとかは出ない…
とにかくセット料金も安く貧乏臭い客しか来なかった…
『これがキャバクラ?嫌…違う…』

こんなふざけた店でNo.1がおばさん?
ありえないしょ…
っと思った私は必ずNo.1になってやる!
No.1になったらもっといい店に移って登りつめてやると誓い必死で客を集めた

若さと多少自信があった顔とスタイルを武器に来たフリー客は場内を入れてリピートしてもらう為に…

入店して1週間…
ある男が来た……