それは突然に―side梨碧
そっか~、ママはアメリカに行っちゃったんだ……
きっとパパと2人でラブるんだろーなぁ*^^*
そういえば……
今日、夢を見たんだ。
まるでパパとママみたいに、誰かと幸せな時間を過ごす夢。
「正夢にならないかな…??」
夢の世界にひたってると
「梨碧?メシ食わねぇの?冷めるぞ?」
って言う真碧の声で現実世界に引き戻された。
「もー…真碧のお邪魔虫!」
「はぁ?;」
あ、
真碧のこの困り顔…
眉間にシワ寄せて、器用に片側の眉が下がるクセ。
なんか、好き。
…実はね、あたし最近ちょっとヘンなんだ。
今までなんとも思ってなかった真碧の表情とか、仕草とか、声に……
―『すき』って思っちゃうんだ。
きっと恋とかしたことないから、とても近くにいる真碧に『疑似恋愛』してるんだと思う。
だって双子だよ?
普通の兄妹より近いんだもん。しょうがないよ。
あんなカッコいいお兄ちゃんなんだから……
だからね、
目が合って高鳴る胸も、
火照る頬も、潤む瞳も、
―きっと全部『偽物』
だから毎日、
真碧なんか意識してないフリをして『兄妹』をする。
偽物に騙されないように
今の世界をこわさないように頑張ってた。
なのに、『2人きり』
「…なんか無理かも。」
「は?メシいらねってこと??」
「ううん!!いただきまぁすっ♪」
「変なヤツ…」
大丈夫
演技力はバツグンだ♪
ごはん食べてがんばろぉ!
そっか~、ママはアメリカに行っちゃったんだ……
きっとパパと2人でラブるんだろーなぁ*^^*
そういえば……
今日、夢を見たんだ。
まるでパパとママみたいに、誰かと幸せな時間を過ごす夢。
「正夢にならないかな…??」
夢の世界にひたってると
「梨碧?メシ食わねぇの?冷めるぞ?」
って言う真碧の声で現実世界に引き戻された。
「もー…真碧のお邪魔虫!」
「はぁ?;」
あ、
真碧のこの困り顔…
眉間にシワ寄せて、器用に片側の眉が下がるクセ。
なんか、好き。
…実はね、あたし最近ちょっとヘンなんだ。
今までなんとも思ってなかった真碧の表情とか、仕草とか、声に……
―『すき』って思っちゃうんだ。
きっと恋とかしたことないから、とても近くにいる真碧に『疑似恋愛』してるんだと思う。
だって双子だよ?
普通の兄妹より近いんだもん。しょうがないよ。
あんなカッコいいお兄ちゃんなんだから……
だからね、
目が合って高鳴る胸も、
火照る頬も、潤む瞳も、
―きっと全部『偽物』
だから毎日、
真碧なんか意識してないフリをして『兄妹』をする。
偽物に騙されないように
今の世界をこわさないように頑張ってた。
なのに、『2人きり』
「…なんか無理かも。」
「は?メシいらねってこと??」
「ううん!!いただきまぁすっ♪」
「変なヤツ…」
大丈夫
演技力はバツグンだ♪
ごはん食べてがんばろぉ!