近藤はゆっくりと
口を開いた。

『鈴木って人…』


またあいつか。
鈴木康介は、幼なじみ。
昔からこんな感じだ。


「康介!」

『それ俺の気持ち♪』

「ふざけんな!」

『ごめんって(笑)
怒んないで、りお』