この時から。



私の中の時間は
止まってしまったんだ。



もう二度と
動いてしまわぬように。



無理矢理に
胸を奥深く
こじ開けて
しまい込んだ。















『……瑠璃?』



---っ…。



『皐月……助けて』



その瞬間
ぷつんと音を
立てて、
我慢の糸が
切れてしまった。




『うん……好きだったんだね…誰よりも…本当に…』



『……ぅっ…す…きっ…すき…すきなのっ!なのにっ……』



なのに
どうして……



《どうして何も言ってくれないの?私の気持ちはずっとずっと知ってたはずでしょう?卒業したら返事くれると思ってたのに……》



言葉にならず、
友達の前で
ひたすら泣き続けた。



青空の下。



ただ
あなただけを
想って....














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