詩＜うた＞

ちゃんと

ちゃんと思ってるよ

私はあんたが思ってる以上に

あんたの事友達だって思ってる

あんたみたいな奴と

友達になれて

後悔なんてしてないし

する気もない

一生

友達

約束だよ

涙

頬をつたう

生暖かい雫

それは涙というもので

悲しい時に

嬉しい時に

流すもの

だったら

今の私の気持ちは何？

どうして私は

涙を流しているの？

悲しくないし

嬉しくもない

なのに

どうして涙がでるの？

ありがとう

ありがとう

私達の元に来てくれて

ありがとう

君は犬で

私は人間

でも家族

あの時私達の元に来てくれて

ありがとう

君が病気になった時

泣いてる

お母さんを見て

私も泣いた

私が泣いたら

傍に来てくれて

慰めてくれて

ありがとう

私と君は

家族だよ

正義

ねぇ

正義って何だと思う？

目の前で人がいじめられているのに

それを止めようとしない傍観者達を正義という？

それはきっと違う

目の前で人がいじめられていたら

適わないと思っても

立ち向かう奴

それが正義

弱い奴をいじめて優越感に浸ってる奴らは

本当の正義をしらない

本当の正義

それは＿＿＿

どんな奴でも守る

それが正義

悪

この世に悪は存在しない

存在するのは

復讐に駆られた人間と

無差別に人を殺したくなる

もう人間とはいえない生物

悪ではない

悲しき

人間達

愛と好き

『好き』

と言うのは簡単な事

『愛してる』

と言うのは難しい

それは

重さの違い

友達に

『好きだよ』

恋人に

『愛してる』

似ていても

違う言葉

似ていても

重さが違う

『好き』

『愛してる』

似ているようで

違う言葉

偽り

この世は偽りだらけ

偽りで出来ている

崩れていくもの

それは偽り

一生崩れないもの

それこそ本物

偽りの友情は

偽りの恋愛は

全て本物へと・・・

偽りなくして

本物はつくれない

証拠

君が死んだ

でもまだ

僕は君を

覚えてる

それは

君が

生きた

証拠

死

死ぬのは怖い

だけど

怖くない

死んでしまうのは

暗闇の中と同じ

だけど

太陽のように明るい

貴方が死ぬのは

怖い以外の何でもなくて

だけど

私が死ぬのは

快楽以外の何でもない

死にたいと願うほど

私は生きてしまう

神は残酷だ

なぜこの世に必要のない

私を生かし

彼を殺す？