「どちらさ…」

少し苛立ちを見せながら来た人を見た。


「やっぱ居るじゃん!
よくもまぁシカトして
くれたじゃない」


高添が制服のままそこに居た。


「はっ…!?お前何でι」


俺はかなりビックリした。


「なんで、うちと同じ
高校受けたこと
内緒にしたのか聞きに
来た」

高添は少しむすくれて
言った。


「………やっぱバレるよなぁ…入れよ」


俺は部屋に高添を入れた。

「……なんで、秘密にしたか。
まぁ一つは高添と一緒が良かったから
それ言ったら高添なんか気にしちゃうかなって」