ま、結論的にはやっぱ何があっても俺はアイツが好きなんだな。

未練ばかりが積もる。



そして、俺は数日考えて、吹っ切れることにした。


残った中学校性格を精一杯楽しむ。

友達と馬鹿やって、とにかく毎日笑えていればいいや。



そうすれば、きっと、アイツ……未紀...高添を
忘れられるんだろうな。


これが、未練じゃなくて、思い出に変われば良い。



そう考えるようにした。

まぁ、高添を思うと未練が積もる。

……俺の側に居てほしくて。


寂しくなる。

恋しくなる。


そんなのは、忘れた方がいい。



だから……無くなれ、俺のこの気持ち。



でも、やっぱ未練は心の隅に残っていた。