「えぇぇぇ~!!?」

ようやく理解した私はあまりの驚きに大声をあげてた・・・

すると周りにいた何人かにチラチラとこちらを見られて私は恥ずかしくてうつむいた。

「ほらほらっ!!真奈ちゃん!5位だよ!?5位!!」

中村先輩は私に後ろから抱きつきながらピョンピョンとび跳ねてる。

「えっ、えっ、じゃあ・・・」

「合宿行けるよぉ!!」

中村先輩は私と向き合う形で私を嬉しそうに見つめてる。

「やっ・・・たぁ~・・・」

その途端私はハッと気づく。

「進藤君はっ!?」

「ん?あそこ。」

進藤君は掲示板をまっすぐ見ながら指差した方には、

『1位 進藤 悠里  496点』

「・・・すごっ!!進藤くん!!やったね!!」

まぁ、進藤君ならやりかねないとは思ってたけど・・・・

「いえーい。」

進藤君はピースしてると、後ろから体中いろんな手に掴まれて、

「すげえな!進藤!!お前頭よかったんだな!!」

「ってか、まじ意外だった!」

「すげぇ~!!」

クラスの男子に揉みくちゃにされてる。