「あぁ、拓未なら外に出たよ。」
「外に?」
「うん。なんか風にあたりたいって。」
「ありがとうございます。」
私は中村先輩にお礼を言うと体育館の外に出る。
きょろきょろと辺りを見回すと碓井先輩は体育館の壁にもたれかかってボ~っとしてた。
「碓井先輩。」
そう声をかけると碓井先輩はこちらに顔を向けて、
「なに?」
いつもより冷たくそう言われたから私は、
「あ、あの・・・タオル持って来たんですケド・・・」
うつむきながらタオルを差し出すと碓井先輩は、
「あぁ。」
と言いながらタオルを受けとる。
・・・なんか、怒ってるのかな?
なにかしたっけ!?
・・・わかんない・・・
「飲み物、中にありますからね?」
この空気に耐えられなくなった私は体育館に入ろうと体を反転させて、歩を進めようとした時に、
「さっきの・・・」
後ろから碓井先輩の小さな声が聞こえて、
「え?」
振り返ると碓井先輩は下を向いて、
「いや、何でもない。」
「?」
首をかしげながら私はそのまま体育館に入った。
「外に?」
「うん。なんか風にあたりたいって。」
「ありがとうございます。」
私は中村先輩にお礼を言うと体育館の外に出る。
きょろきょろと辺りを見回すと碓井先輩は体育館の壁にもたれかかってボ~っとしてた。
「碓井先輩。」
そう声をかけると碓井先輩はこちらに顔を向けて、
「なに?」
いつもより冷たくそう言われたから私は、
「あ、あの・・・タオル持って来たんですケド・・・」
うつむきながらタオルを差し出すと碓井先輩は、
「あぁ。」
と言いながらタオルを受けとる。
・・・なんか、怒ってるのかな?
なにかしたっけ!?
・・・わかんない・・・
「飲み物、中にありますからね?」
この空気に耐えられなくなった私は体育館に入ろうと体を反転させて、歩を進めようとした時に、
「さっきの・・・」
後ろから碓井先輩の小さな声が聞こえて、
「え?」
振り返ると碓井先輩は下を向いて、
「いや、何でもない。」
「?」
首をかしげながら私はそのまま体育館に入った。