それでも俺はがんばる!!
俺って勇者??
そう思いながら走っているとバスが見えてきた!!
でもみんな乗り込んで今すぐにでも出発しそうだ!!
俺は必死に叫ぶ
「助けてください!助けてください!待ってくださいぃぃぃ!!」
・・・世界の中心で愛をさけぶだ。
俺好きだったんだよね・・・ってそんな事考えてる場合じゃない!!
あと30メートル・・・20・・・・10・・・

・・・・プシューー

ドアの閉まる音がしてバスは走り出した。
うっそぉぉぉぉん!!
マジかよ・・・こんなのありかよ・・・
まっ俺が悪いんだけど・・・
「はぁぁ・・俺の高校デビュー最悪だ・・・」
そういって俺がトボトボ歩いているとバスが止まった。 
どうしたんだ?
まぁ迷っている暇もない!!行くぞ!!
バスに近づくと若い運転手さんがでてきた
「まったく・・・はよのれーー!!」
や・・・やったぁ・・・!!
「いやぁありがとうございます。
 ホントこれからは気をつけますんで・・・」
「やめてくれよなこういうの・・・
 今度なんかあっても置いてくからな!!」
「はいありがとうございます・」
「礼なら俺にいうより後ろに座ってる大きな男の子にいってくれ!!」
えっ?なんで??
「なんでって顔してるな。あの子が止めてくれっていったんだよ」
えっ?そうなの??
なんて優しい人だ。
礼いわなくちゃな・・