「やっぱり涙は馬鹿だったか。」
「そ、そうだね!」
はぁーー。
涙はあたしの事どう思ってるんだろう。
いつもそんなことばかり思ってる。
あたしがどんなに思ってもなかなか伝わらない。
依紀や竜実はどうやってお互いの気持ちが解ったのかな?
やっぱり恋愛って難しい。
「・・・萌!唖萌!?」
「えっ!?」
「もーまたボーっとしちゃって。」
「ご、ごめん。」
「食材・・・買いに行くよ!」
「・・・うん。」
そう言ってあたしたちは食材を買って帰った。
家が隣同士だから、あたし達が涙と竜実の分のご飯も作って4人で食べる。
「出来た!!」
「良い匂い!!」
今日のご飯はオムライス!!
綺麗にひっくり返ってそれぞれの名前を書く。
それを4人で美味しく食べてあたしと依紀は自分の部屋に戻った。