「なんだ知ってたのか。」
「知ってます。」
この天然野郎。
でも、ムカついても許しちゃう。
だって小さい頃から涙の事が好きだから・・・。
それを知ってるのは依紀だけだけど。
今までずっと告白できないままここまで来てる。
隣同士だからいつでも会えるから実は凄く嬉しい。
「ちぇー。ビックニュースだから1番最初に唖萌に教えてやろうと思ったのに。」
えっ。
「1番最初に・・?」
「そっ、1番最初に唖萌に教えたかった。」
なんか・・・それだけで嬉しいんだけど!!!
「ARISU~!!終わったよ~!!」
「MIKI!?」
撮影が終わった依紀が楽屋に飛び込んできた。
「おう!依紀じゃん!」
「もぉ~、何楽屋でラブラブしてんの~?」
「「別にしてねーし。」」
「ハモリすぎー!!」