「かんどー、漫画みたいだッた」






リカ子が大げさに
口を開けてぽかん、としてた






それを横目で見ながら
和也は薄く笑ってた








その横でワタシは
リカ子よりはましな唖然顔で
今の状況を噛み直すようにしてた







ワタシは別の意味でかんどーだよ、
リカ子