俺には彼女がいる。
まぁただの遊びだけど。
『ねぇねぇ、絢也〜』
『ん〜?』
『美帆の事、すき〜?』
『なにいってんの!?たりめーじゃん。』
『じゃああいしてるっていって〜?』
これはいつもの事だ。
俺は小声で、
『アイシテル。』
と言った。
『ホントに〜?』
『そうゆうのは二人っきりの時に言うんだよ?ミホ。』
『えへっ☆そうだね。今授業中だしね☆』
「―――おい新條。そこ読め。」
「へ?あ、は〜い。」
「んっと〜。どこだかわかりません!!」
アハハ――
バカじゃ〜ん――
これが俺の彼女なのだ。