入学して、一週間が過ぎた。

『唯〜♪おはよ!』

唯に向かって手を振る。


「あっおはよ♪あやめ。」


唯も手を振ってきた。

やっぱ、朝一番に唯の顔見れるのは最高だねぇ〜。

……って私何いってんだか。。
アハハは。

私は席に着くと、クラス全体を眺める。
はぁぁぁ。
やっぱりいいね♪

クラスって♪

やっとクラスにも馴染んできたし。

『ムフフゥ♪』



友達も沢山増えたしっ。
楽しい事ばっかりだ♪


「何一人でニヤケてんの?…………あやめ……変態??」

!!??

ぷっ
と隣で笑っているコイツ。

佐々木空。
唯と同じで、中学からの仲だ。

にしても………
変態って何さぁ!!?



『うるさいなぁ!!空の馬鹿!!』


信じらんない!!
変態って、………変態って!!

確かに一人で笑ってたから、はたから見たら変態かもしれないけど………



『ちょっとは言葉を考えてよ!!乙女心を傷つけてー!!』


空はいつも、せんさいな乙女心を傷つる!


「え、何処に乙女がいるんだよ?」