そんなにナスカさんは凄い人なのか?凄そうだけど。
「優秀な神人に育てる為に任務をさせるか、長老の命令を聞くか、どっちですか?ナスカの意見は」
ビオラさんが言うと、ナスカさんは考える隙も見せず、
「もちろん、長老よりもヘウ"ンよ。分かった。長老からは私が言っておく。頑張ってね」
「は、はい」
返事をしたものの、本当にいいのだろうか。バースの所には行きたいけど、行ったところで役に立つのか…。
ヘウ"ンは不安を抱えたまま部屋を出た。