「な、な、なんで!?
いつから!?あのかっこいいサッカー少年なんて・・・
手の届かない存在じゃなかったっけ・・・」

あわわ・・・と口をおさえ
妄想に浸る胡桃をよそに私はお姫様気分でいた。

そこへ、

「おい、屋上サボり女w
耳障りなんだよ、うっせー」

はい、でました。

王子気取りの憐くーん。

あ、お姫様気分の私とは
まったく同類なんかじゃないです。

とか・・・
そんなこと考えてる暇あったら
反発しなきゃ!

「は~?うちかいw
てかうちだけかいw
麗也とのメールの話題だったんだよ~う
いいだろ~羨ましいだろぉ~」