「だから、お前の様子ちげーのか。
朝からお前浮かれすぎ。そんで何で俺にそんな態度なんだよ。」

イラッとする口調で憐は言葉を降り注ぐ。

「知らない。本当・・・今は私に構わないで!」

そう言って私は屋上へ駆け上がった。

【本当!直球だけど麗也って呼ぶね。】

メール送信☆

心が一気に開放された。

すると早くも返信がかえってきた。

【俺・・・日奈乃ちゃんのこと知らないな・・・。
俺のことは知ってんの・・・?】

「フフフッ♪」

麗也とメールしてるって思うだけで
心臓がドキッてする。

そういえば・・・
麗也を知ったのは・・・
中学生一年生のとき・・・

当時、その時はキスとかはまだあったとしても
性的なことをするカップルなんてはいなかった。

しかし・・・麗也は好きな子の胸を
服の下から触ったってことで大騒ぎされて噂になった人だからなあー。

今は、そんなの普通なんだろうけどね・・・。

セックスとか常識とかなんでしょ?

どーせ、日奈乃にはわかりませんよーだっ!