俺の席は1番後ろの窓側から2列目。



右に男、左に男、前に男。



なんてツイてない席なんだ…。



俺はとりあえず席に座った。



…………。



暇だぜコノヤロー。



「森川、くん…?」



「ん?」



左から俺を呼ぶ声。



「おー、よっ!」



とりあえず挨拶をする。



するとニコッと眩しい笑顔を向けてきた隣の奴。



綺麗な顔に少し浮いている金髪。



俺は思わずその美しい顔に見とれてしまった。



「森川くん…?森川くん!」



「ん?あ…あぁ」



そいつの声で我にかえる。









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