「琴羽、一応 手 みせて?」

そう言って夕美はあたしを涼の腕から脱出させた。

「琴羽ちゃん、本当に大丈夫!?」

大和のお母さんも心配そうに冷やすものを持ってきてくれて

こんな優しい人たちに包まれてあたしは幸せだ♪

「大丈夫、ありがとうございます。」



軽い火傷ですんでほっとした

「琴羽に任せると危ないよな。俺が焼いてやるから食べてろよ、肉。」


そう言ってあたしを椅子に座らせた大和はせっせと肉ばかり焼き始める。

ってゆうか網の上に野菜が1切れものってない…

そういえば大和は昔からそうだったなぁ

肉とかポテチとかコーラとかマック、太る物ばっかり好きなのに全然太らないあの体型

羨ましすぎる…

チラッと盗み見しては心臓がぎゅっとなるこの感覚


はぁ~