複雑な気分…

「もとはと言えば大和が《琴羽は重いからおんぶできるのは俺ぐらいしかいない 》みたいなこと言ったからじゃん!!」


「はっ?おんぶ?」

涼が低い声であたしに聞いてくる

「そう… 心が傷ついた。あ、涼 ありがとう!!あそこから巻き返して1位なんてすごいねぇ… 見たかったなー」

「…あぁ//」

「あっ!?そういえば足は!?怪我まだ直ってないんでしょ?ごめんね… あたしの尻拭いを涼にさせちゃって」

「…わりぃ。本当はもう直ってたんだ」

「「え」」



『ピンポン パンポン 只今から閉会式を初めます』

「あ、やば、 テーピング」



四人とも表彰式に間に合って



二組は優勝!!!