開いたドアから入って来たのは夕美と涼


「おう!!来たのか、リレーどうだった??」



「うん!涼がぶっちぎりで1位をとったよ」


なぜか不機嫌で答えない涼の代わりに

夕美が答えてくれた

「ほらな、言っただろ?で、さっき琴羽はなんて言おうとしたんだよ?」


「えっ!?…なっ何が??」

「はぁ?散々 言おうとしなかったくせに忘れてんのかよ?[す]までは聞こえたんだよ」

「す?あーあーあー 思いだした…。えっとね、す…」


「す?」


三人の視線が一斉に集まる

「す… す スーパーの袋より軽い!!」


「「…は?」」


「だから、あたしはスーパーの袋より軽いって言おうとしてたの!!」


「あはははっ!! お前そんなはずねぇだろ!!」

大和は急に笑い出すし

夕美は 琴羽は変わった冗談だねーと苦笑い

涼も大和ほど堂々とじゃないけど笑ってて


なんか… ねぇ