次の日

「おはよー!琴羽!!」

「おはよう。夕美。」

「テンション低いね。どうしたの?」

「ううん。なんでもない。それより今日 私 用事があって今日は夕美と帰れないの…」

言い終わるか言い終わる前に隣の席に座る。
矢崎君だ。

夕美は矢崎君をしばらくぼーっと見つめていた


「夕美?」

「あっ、ゴメン。つい ぼーっとしちゃって…。用事なら私も付き合うよ!」

「ううん。1人で行きたい。それより大和と帰って!お願い。」

「大和と?」

「うん!大和にはもう話しといたし。1人だと危ないし…。ねっ。お願い!!」

「うん…?わかったけど。琴羽なんか変だよ?いつもと違う。」

「そんなことないよ!!」