「・・・まあ、元気出せ。遥」


「・・・・・・」
うん・・・と頷いた。


だいぶ気落ちしてしまったみたいだ。


「気を取り直して、次行ってみようぜ」


『今日は、もういいの』


「でもっ」


『また、明日』


今にも泣きそうな顔だった。


これ以上無理強いはできないか・・・


「・・・分かったよ」


それからは図書室でいつものように話をして、この日の昼休みは終わった。


そして、翌日。