由紀「来、夢くん?」

わたしは何故来夢くんがいるのかわからなかった。

すると。

来夢「由紀ちゃん!よかった。目覚ましてくれて」

由紀「えっ??」

先生「こら!来夢くん、由紀ちゃん困ってるじゃないもっと静かに出来ないの」
来夢「で、でも」

先生「でもじゃない。」

由紀「ふふっ。」

来夢「えっ??」

由紀「来夢くん面白い」

来夢「そんなことないよ」
先生「来夢くんったら由紀さんが倒れたってすんごい慌てて保健室に駆け込んできたのよ。」

来夢「先生!」

先生「しかも、由紀さんが寝てるときもずっと手にぎってはなれなかったんだから。」

来夢「せっ、先生!」

来夢くんの顔は真っ赤だ。
由紀「来夢くん…ありがとう!」

来夢「えっ!!あっ、うんいいんだよ」

由紀「でもそう言うことは好きな人にしたほうがいいですよ。」

来夢「由紀ちゃんがそう思ってるなら問題ないよ。」
由紀「えっ??」

来夢「まぁ気にしないで」
由紀「気になります。」

来夢「気にしないで」

由紀「教えて下さい。」

来夢「だから俺は由紀ちゃんのことが好きだっていってるの!!」

由紀「えっ??」

来夢「返事教えてくれない?」

由紀「・・・。」

来夢くんはうつむいたまま
変な空気がながれる…

由紀「あの…来夢くんはうちなんかでいいの?」

来夢「えっ??」

由紀「だから、来夢くんはうちなんかが彼女でいいの?」

来夢「好きじゃなきゃ保健室に運んだりしない。ってか由紀ちゃんじゃなきゃダメなんだ。」

由紀「そこまで言ってくれる人初めて。でも…」

来夢「でも何??迷惑かけるとか思ってる??」

由紀「えっ??」

来夢「やっぱり。迷惑だなんて俺全然思わないしぎゃくに迷惑いっぱいかけてくれたほうがまもりがいもあるし、っていうか俺の傍にいてくれたらそれだけでいい。」

由紀「来夢くんがいいって言ってくれるなら…」

来夢「本当!!??」

由紀「う、うん。」