それからしばらく話すと白井先生は病室からでていった。
ベットに入って寝ようとした。だけど不安で眠れない。目をつぶりたくない。
目をつぶってしまったら二度とおきれないような気がするから。


『空云さん!起きて』
知らないうちに眠りにおちたようだ。
眠たい目をこすりながら起き上がると白井先生がたっていた。
『おはよう、学校に行かないとだめなんじゃないの?』

『はい、行きます』
そう言って用意をしはじめた。
『ありがとうございました』
お礼を言って病室をでた。『ちゃんと病院来るのよ』白井先生がそう言って見送ってくれた。