祐斗のことが気になったけど
みんなが解散した後、
あたしはその足で
ショッピングモールへ
向かった。
お目当ては…
祐斗への誕プレ。
ずっと前から目をつけていた
ネックレスを買いに行く。
祐斗、喜んでくれるかなあ
なんて考えながら
プレゼントを購入。
箱にかけられていく
リボンを見ていると
ワクワク感が増していく。
――帰りの電車の中で
祐斗にメールを送る。
"今週の土曜日、
デートしたいな♪"
今週の土曜日はそう…
祐斗の誕生日。
すぐに帰ってきた
返事を開くと
"もちろん☆"
の文字。
思わず口元が緩んでしまう。
どんな服を着ようか??とか
どんな髪型にしよう??とか
色々なことが頭に浮かぶ。
あたしは歌を口ずさみながら
家に帰った。
*゚・.*゚・.