すると、男はハッとした顔をして、



「あ、そっか・・・だから・・・」



と、私には聞こえない小さな声で呟く。



「あの・・・?」



と、私が彼の様子をうかがっていると・・・



「あれ?君、いいの?その格好で。・・・ま、俺としてはありがたいんだけど。」



そう言われて、ふと自分の格好を見てみる。



「キャッ!!」



私は慌ててシーツをはおった。


ヤダ・・・私ったら。


何見知らぬ男に裸見してんのよ!?