恭司は溜息をつき話し出した


「分かった」

「この前3人で此処で飲んだだろう」

「あぁ」

「うん」

「その時に話しただろ…」

「考えを改めて…
戻すって話になったよな」

「確かそういう結論になったはず…」

「あぁ…でも出張になって」

「急だったもんな出張」

「俺も驚いたけど部長からの指名だし
勉強にもなるから引き受けた
出張帰っていたら渚と話そうと
思ってたんだ…」

「そうだな…あの先輩とだと
勉強になるから行くよな」

「俺もそうするな」

「昨日は渚が休みだから
急いで家に帰った
そしたら渚がいなくて
出掛けてるのかと思って
携帯にかけたら家の中で鳴ってて
そこに手紙があった」

「並木が原因の家出か?」

「俺はそれだけでじゃないような気が…」


「まぁな…それでな…」



俺は手紙の内容から元カノの話等
全て2人に話してた…