それに続くように、猫鈴さんが木村くんのあとを追いかける。
「あ、あたし達も行かないと…
遅れたらなんて言われるか…」
そう呟いたあたしに、狐燈は。
「…そうですね」
微かに微笑んだ。
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集合場所には、顔見知りの妖怪達がすでに揃っていた。
「千秋!おっせーぞ!!」
すでに帰りたい、とか思っているあたしの前に現れた、黒い影。
「いいじゃないの、砂狗。
千秋ちゃん、今日はありがとね」
やっぱり雪華さんはわかってくれるなぁ…
と、つくづく感じる今日この頃。
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