そんな尋を
彼女は許さなかったらしい
ますます彼女は壊れていった
毎晩のようにクラブに行くようになった
尋が彼女の治療の為に働いたお金は
彼女の遊びの金へと変わっていった
毎日、尋を罵っては
自分は朝までクラブ通い
それでも尋は彼女を捨てれなかった
彼女が傷ついてる時に知り合い
立ち直らせる為に
上京した尋にとっては
彼女を捨ててまた傷つけることなんか
多分できなかったんだね
彼女にとっては
私は尋の浮気相手
私と尋がその気じゃなくても
そうなってしまう
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…