君の声

かすかに聞こえた

春風で

聞こえない


まだ春は

少しの肌寒さと

君の温もり残して


桜が

舞落ちる頃には

君の

温もりは消えて

私は

大丈夫だよって

君にはじめて

嘘をついた






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