キーンコーンカーンコーン

あ、チャイム鳴った。

1時間目は・・・国語。

また、マッシュじゃん!!


まあ、べついーけど


「あ、やっべえ・・・・」


隣でなんか超焦ってる。

あいさつしてくれたとはいえ、

別に親しくもないので話しかけない

あーあ、あたしってホント素直じゃないなあ・・・


「なあ、五十嵐」


「・・・なーに??」


「俺、教科書忘れたから

一緒にみせてくんねえ??」


「あー、なるほど。いいよー」


なるほど、教科書探してたのか!

ってか、教科書くらい早く言えばよかったのに

神矢もあたしと同じじゃん!

かーわーいい(笑)

なんておもったことは誰にもいえないけど。

それから普通に授業はすぎていった。


「教科書ありがと」


「いえいえ、どーいたしまして!」


「鈴!! あたしね、神矢と普通に

しゃべれるよ!」


「いやいや、当たり前じゃん」


「え、何?俺の話???」


げ、隣にいたのかよ・・・・