ここ・・・? そっと目を開けると見慣れた天井が見える。 ・・・あれ・・・? あたし・・・・ 「苺・・・!?」 名前を呼ばれて体を起こそうとするけれど体が言うコトを聞かずにパフッとベットに倒れ込んだ。 名前を呼んだ人があたしのそばに近寄る。 「・・・梨乃・・・」 「苺・・・大丈夫・・・?」 温くなったタオルを水で冷やしてくれている。 「なんで・・・・?」 あたし・・・丘にいたはず・・・