「終わったぁ!!」

嬉しそうに作り終えた30部をパラパラとめくっている。




「終わったな!!」


俺は伸びをして体を動かす。



「うん!!」


満面の笑みで答えてくれる。





「じゃ。出しに行くか。」



鞄と作り終えた資料を持って教室をでる。



「あ、待ってよ・・・・」



浜松の方を振り返ると頭に手を当てて目をつぶってる。


「・・・どうかした?」

「・・・・ぁ・・・何でもないっ!

早くいこっ!!」



浜松も鞄を持って俺の方に駆け寄ってくる。




そして職員室へと向かった。