暖かい日差しが部屋に入る様になった春 隣の幼なじみの倖の家から聞こえる倖を起こす三春さんの声 「さあやお嬢さま、朝ごはんの準備が出来ました」 「今行くわ」 そう言って部屋を出た私は 大倉さあや 歳は16歳 今世界から注目されている大倉財閥の一人娘 そんな私は、天皇の子供たちも入学すると言われる 北山学園に通う高等部2年生