「薊は何やんの?」

「へ?んー…まだ決まってない…と思う」

主導権はメグにあるから(笑)

「ふぅん…あ、決まったらメールくれよ。俺、アド教えるし」

「あぁ…うん」

私達は、赤外線でアドを交換した。

「うし、完了」

そう言った篁の口角が、どことなくあがった気がした。

「んじゃ、水やり頑張って!!俺、文化祭の準備あるから」

「うん。篁もね」

「おーう!!」

篁は走りながら私に手を振った。

「さて……」

「おーい薊ぃ〜!!」

「メグ!!」

「ふっふふ〜…服、持ってきたよ…ほ〜ほっほっ!!」

何か…キャラがおかしくなってる…!?
そして…早い!!