ガシャガシャガシャ
スパンスパン
機械の音が激しく飛び交う。
私は学校帰り、バイト先に来ていた。
今日は入ってる日だから。
｢薊、これセットしといて｣
ここの社長、
高栖 弥弌(タカス ヤイチ)
茶色の短髪
私とあまり変わらない歳なのに、ここの社長をしている
容姿は…良い
キツイ目をしている
ぶっきらぼうだけど意外に優しい
｢あ、はい｣
私は弥弌くんから紙を渡された。
｢んー…あー…何か動かない？｣
すると、社員の松坂さんの困っている声が聞こえた。
｢あ？何やってんだバカ｣
｢う…すいません…｣
松坂 曉(マツザカ サトル)
優しい＝気が弱い
この言葉が似合い過ぎる人
肩に付くくらいの柔らかそうな黒髪に、垂れ目
あまり背は高くない
弥弌くんより歳は上らしい
