その後要の家に行きすべてを話した。


学校でも家でも邪魔者扱いされること


何度も死のうと思って自分の体を傷つけたこと


部屋で一人夜通し泣いていたこと


こいつらなんか死んでしまえと、こいつらがいなければと毎日思っていたこと

毎日死ねと言われること


要はずっと頷いて私の話を静かに聞いていてくれた


時折悲しそうな顔になったり、涙を流したりもしてくれた


どうしてこんなに優しい要を敵だと思っていたのだろう


自分が嫌になる。


こうやって心配してくれる人だっているのに…


私って最低だ…。


話終えて、自分の中から何か重いものが消えて軽くなるのを確かに感じた