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「村野さん、私、話があるの」


「話?何よ」


村野と新橋はこはるちゃんを睨んだ


「この関係、終わりにしようよ」


「は?」


「私、もう何て言われてもいい。それが、私の罪だから」


「何言ってんの?」


村野は立ち上がってこはるちゃんを見下ろした


「私、夢のこと、殺したのは私でもあり、村野さんたちだとも思ってる」


「自分を責めたくないだけじゃん」


「ちがう!」


「何が違うんだよ!」


「私はもう中学生の時から自分を責め続けてる!私があの学校に行こうって勧めたからこんなことになったんだって、違う学校に行けば夢はまだいたかもしれないのにって、ずっと思ってる」


こはるちゃんは村野を睨んだ


「あんたたちが夢の人生狂わせたんだ!」


こはるちゃんは村野を突き飛ばした


「何すんだよ!」


新橋は村野を見つめてるだけ


「村野さんそれと新橋さん、私、もうあなたたちに脅されてビクビクするのはやめたの」


「あんたに見方なんていねぇんだよ!」


村野は立ち上がってまたこはるちゃんを見下ろした


「いなくてもいい!私は、それが夢の死への償いだと思うから。夢は、見方がいなくても、力強く生きたもん」


「何いい子ぶってんの?人殺し!」


「あんたたちも人殺しだ!」


「おまえ、ムカつくんだよ!」


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そして、今に至ってる


こはるちゃん、すごく強い目してる


もしかしたら、こはるちゃんの中には夢ちゃんもいるのかもしれない


私は、こはるちゃんの目に圧倒されるばかりだった


他のみんなもそう思ってるかもしれない


あんなに甘えたのこはるちゃんがあんな目をして村野に立ち向かってるんだもん


すごいよ、こはるちゃん