「はい?」


突然口を開いた中橋さん


何を言うのかと思ったら、いきなりの告白…


どうゆうこと?


また中橋さんが口を開いた


「勉強ができて、運動神経がよくて、辛いことがあっても生き続けてる藤井さんにいつの間にか憧れてたんです!」


「はあ…」


いや、そんなこと言われても…


私は一体どうすればいいの?


要は笑いをこらえてるし、


蒔絵は不思議そうな目で私たちを見つめてるし、


「困りますよね、いきなりこんなこと言われても…しかも、私、村野さんや新橋さんといつも一緒にいるし…」


はい。困ります。


なんて言えないし、


しかも、中橋さんが村野や新橋といるとかはどうでもいいんだよねーもう


「いや、いいんだけど、あのさ、中橋さんさ、」


「いやいやいや、藤井さんが私なんかのこと、さん付けで呼んでくれなくていいですから!」


…なんか、変わってるなぁ


中橋さん…