その日私と蒔絵は要の家に泊まることにした。


蒔絵は私がいじめられてるのを見ていて思ってたことを話してくれた。


いじめてるヤツを殴りたいと思っていた


拳を握りしめて怒りを必死に押さえていた


一人で部屋で泣いていた。


蒔絵も私と同じように苦しんでたんだよね…


一年、蒔絵も苦しんでたんだよね。


蒔絵は全然変わってなかったね。


やっぱり私の見方だったんだね。


ごめんね…


信じてれば良かった…


蒔絵は見方だって信じてれば良かったね…


私は蒔絵を抱きしめた


蒔絵はごめんって言うんだ


私は「もういいよ。大丈夫だよ。」そう言ってた。


これからはどんなことがあっても蒔絵を信じようと思った


要も蒔絵も、


ごめんなさい…


ありがとう…


大好きだよ