ついに発つ二日前.


あたしは
そわそわしていた.

授業も上の空で
見てるのは

黒板じゃなくて
ずっと榎木くんだった.


部活は
もう発つまで長くないから
休んでいた.


急いで帰って
榎木くんが学校を終える
20時まで待った.



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