叫んだ夏愛はただボーとしていた。



私嫉妬したんだ…


龍司さんから漂った香水の持ち主の人に…


醜い。



龍司さんは「仕事だ」って言ってたのに信じてあげれなかった。


そんな自分に腹が立つ。



素直になれない。


素直に謝れない。



これ程醜いものはない…



「龍司さんメール読んでくれたのかなぁ…」


ついさっきあんな事があったばかりなのに考えるのは龍司さんの事ばっかり…